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2009.03.06
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021.zip.jpg「S.M.A.R.T.」式について詳しくご紹介します。

米ハック系ブログ「Dumb Little Man」では、目標達成するための方法として「S.M.A.R.T.」式というフレームワークを紹介しています。S.M.A.R.T.とは、Specific(具体的)、Measurable(計測可能)、Achievable(実行可能)、Relevant(関連性あり)、Time-Boxed(期限あり)のそれぞれの語の頭文字をとったもの。詳しくは、以下のとおりです。

    Specific(具体的)

    抽象的もしくは一般的な目標はなかなか達成しづらい。たとえば単に「速く走る」と目標設定するのではなく、「5マイルを平均1分で走る」のように具体的に目標を特定することが望ましい。
  
    Measurable(計測可能)

    目標を達成するプロセスを明確にすることが必要。目標達成への進捗状況が都度、計測できるようなものであるべき。

    Achievable(実行可能)

    目標を高く持つこと自体はいいことだが、物理的に達成不可能なことを目標に掲げるのは避けるべき。自分の能力やコントロールの下で実現できる範囲で、目標設定するほうがよい。あくまでも合理的かつ現実的に考えよう。

    Relevant(関連性あり)

    目標達成にドライブがかからない場合はたいてい目標達成しにくい。仮に達成できたとしても、そこから得られる達成感は乏しいだろう。目標は自分に関係するものであるべき。自分のこととして捉えられなければ、目標達成へのドライブはかかりづらくなる。

    Time-Boxed(期限あり)

    目標達成の期限が設定されると、より集中し、優先してこれに取り組むことができる。目標には期限を設定しよう。目標達成までのマイルストーンごとに期限を設定すると、よりドライブがかかりやすい。

2009年も残り4ヶ月。今年の元日に誓ったあの目標は今、どんな状態ですか? 「順調に進行中」という方も、「そんなのあったような...」という方も、今の目標を見直してみるといいかもしれません。

「S.M.A.R.T.」式については、Andy Hunt著「Pragmatic Thinking and Learning: Refactor Your Wetware (Pragmatic Programmers)」で詳しく述べられているそうです。
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