キャリアの成功には、才能やスキルもさることながら、人脈も大切な要素。スキルアップと同様、積極的に人と会い、ネットワーキングをすることはビジネスパーソンにとって必要です。とはいえ、人にはいろいろな性格があるもので、引っ込み思案や人見知りの人にとって、ネットワーキングは苦痛なテーマのひとつかも...。米誌「New York Times」ではシャイな人に向けてとっておきのネットワーキング術を紹介しています。
米誌「New York Times」がお勧めするネットワーキング術は以下の4つです。
コツ1: ネットワーキングの目的を明確にする
ネットワーキングを通じて何を得ようとしているのかを明確にし、そのために重要な人を特定しておこう。好きなアノ子とデートするときのように、あくまでもシステマチックに戦略立てて実行することがポイント。
コツ2: 売り込みをしない
ネットワーキングは売り込みの場ではない。自分の扱う商品やサービスをその場で売り込もうとしすぎないこと。
コツ3: フェイス・トゥ・フェイスでコミュニケーションしよう
シャイな人にとって初対面の人と話すことはストレスかもしれないが、直接会って話をすることは大切なこと。以下の3つの方法を活用してみよう。
(i) 身の回りのことについて話してみよう
「この会場、素敵ですね。」とか「料理、美味しいですね」など、身の回りにあることについて話してみよう。スムーズに会話を始めることができる。
(ii) 話しかけざるを得ない状況を作ろう
せっかくのネットワーキングの場でモジモジしがちな人は、他の人に話しかけざるを得ない状況を自分で作ろう。たとえば、バーコーナーやビュッフェなどの列に並ぶと、前後の人となんとなく会話をスタートしやすい。
(iii) 事前に質問を用意しておく
話しかけるときに使う質問を事前に用意しておこう。内容は問わない。相手に質問することで会話が始まる。
コツ4: 振り返りを行い、次につなげよう
内向的な人には、直観力があり、分析力に長けている人が多い。このスキルをネットワーキングにも活かそう。ネットワーキングの場に参加した後で自分のネットワーキングでうまくいったところ、うまくいかなかったところをレビューし、次につなげよう。
シャイな人にとって、ネットワーキングは多少の努力を要することかもしれませんが、シャイなのも個性のうち。無理に自分を飾りすぎる必要はありません。これらのコツを参考に、上手に人脈を作っていきましょうね。
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