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2009.03.06
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そろそろ亀井下ろしの風は吹かんのか?

もし風が吹かないのならじみんの上か能力のの方が上だったと思われる。

以下は掘江モンブログでも紹介された金融日記より。
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元警察官僚で、当選11回の72歳の爺さんを甘く見ない方がいい。
彼は東京大学でマルクス経済学を学び、キューバのゲリラ指導者チェ・ゲバラを心から尊敬する極めて危険な社会主義者です。
そして、今、彼はとんでもない権力を手にしているのです。

政治にあんまり詳しくない人は、何でこんな議席数が少ない国民新党が威張っているんだと思うかもしれませんが、これが小選挙区と比例代表の並列システムの綾で、彼が日本の政治のキャスティング・ボートを完全に握っています。
今、日本の政治はすべて亀井静香のてのひらの上に乗っていると言ってもいい。

参議院の定数は242だから過半数は122です。
参議院では民主党が113議席、国民新党5議席、社民党5議席の連立でかろうじて過半数の122議席をひとつ上回っています。
言ってみれば、民主党は、国民新党と社民党の協力がなければ何一つ政策を実行できないのです。
小選挙区ではデュヴェルジェの法則により二大政党制になります。
しかし、日本のように比例代表も並列していると、ひとつの政党で過半数を取るのは難しい。
そうすると必然的に与党と連立する少数政党が絶大な影響力を持つことになるのです。
そして、今の国民新党がまさにそのポジションにいるわけです。

さて、亀井の爺さんが平成の徳政令をごり押して行くと、どうなるのでしょうか?
まず中小企業がものすごい勢いで潰れることになります。
なぜなら徳政令で借金が返ってこないリスクがあるから、日本の銀行は徳政令の法案成立前にものすごい勢いで貸し剥がしを実行しないといけないからです。
しかし、この中小企業の大量殺戮こそ、亀井の爺さんの第一の計画です。

ここで亀井の爺さんは日本の銀行界をさらに攻撃して、どんどん民衆を煽るでしょう。
「こんなひどいことになったのはすべて強欲な銀行のせいだ」と民衆を扇動するのです。
そして、怒り狂う民衆の力を使い、民主党に圧力をかけて、徳政令法案を成立させます。
亀井静香は中小企業の窮状を救った救世主として、民主、社民、国民新党の連立政権の中枢に君臨することでしょう。
そのころには郵政の完全国営化も完了しているはずです。
しかし、この借金棒引きによって、銀行経営は窮地に立たされ、日本の銀行株は世界中の投資家から売り浴びせられて破たん寸前になってしまいます。
実は、このように日本の銀行を瀕死の状態まで追いこむのが亀井氏の第二の計画です。

この自らが引き起こした金融危機に乗じて「日本の金融システムを救う」と言う大義名分の下に莫大な公的資金を一気に注入します。
このころには中小企業を救い、さらに金融システムを救った政治家として国民的英雄になっているはずです。
そして、日本国政府が全てのメガバンクの筆頭株主に躍り出ます。
このメガバンク国営化が亀井静香の第三の計画です。

こうなると日本の1500兆円の金融資産のほぼすべてを、亀井の爺さんが牛耳る金融庁が完全に掌握することが可能になるのです。
そして、その後は警察権力を使って・・・

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