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2009.03.06
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019.zip.jpgモチベーションの源と幸福感についてのお話です。
ロチェスター大学(University of Rochester)の心理学教授Edward Deci氏の研究チームでは、幸福感を向上させるうえで、他者との永続的な信頼関係の構築といった本質的価値に関する目標と、富や権力といった付帯的価値に関する目標が、それぞれどう作用するのかを検証しました。
その結果、本質的な目標にコミットすればするほど目標達成しやすくなり、目標が達成できればより多くの幸福感が得られる一方、付帯的な価値を得ようとする目標に関しては、同様の幸福感が得られるとは認めれなかったそう。

既に言い古されたフレーズですが、富や名声は必ずしも人に幸福感をもたらすわけではないということのようです。もちろん、ローン返済や家賃の支払など実生活を営む上で必要なお金を稼ぐことは必要なことですが、富・名声・権力などの付帯的な価値に固執すると「ランニングマシーンの罠」にハマる恐れがあるのだとか。幸福感を感じることなく、ただひたすら働くだけになってしまうというわけです。

米誌「The Atlantic」最新号(2009年6月号)でも、1937年から米ハーバード大学の卒業生を対象に行っている研究「The Harvard Study of Adult Development」を引用し、別の観点から人間の幸福について論じています。この動画によると、人間にとっての幸せとは必ずしも自分だけに関することではなく、むしろ、他の人の役に立つなど他者との関係の中で感じるものと述べており、幸せとは愛と結論しています
心身ともに健康を維持するためには幸福感が不可欠であり、幸福感を得るためには、本質的な価値に根付いた志を持つことが大切のようです
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