給料日は誰しも楽しみなもの。しかし給料日から給料日へと綱渡りの生活は、家計の財政上健全な姿とはいえませんね。少しでも目論見が狂うと、即破産なんてことにもなりかねません。こんな自転車操業生活から脱却する方法についてご紹介します。
ファイナンスブログメディア「The Simple Dollar」では、自転車操業の資金繰りから脱却するための10のコツを紹介しています。
1. 自転車操業は問題だということを認識しよう
給料日から給料日へ綱渡りの生活は大きな問題だということをきちんと認識しよう。しかしこの問題で悩んでいるのは自分だけではない。ウェブのブログやソーシャルメディアを通して、同じ経験をした人から、克服談やコツを教えてもらおう。
2. 削減できるコストを探そう
月々の支出を減らすことが第一歩。ケーブルテレビの料金や携帯電話の使用料、もう行かなくなったジムの会員費などはどんどん削ろう。自炊中心の生活に切り替えて、外食の機会を減らすのもよい。 過去記事節約術のエントリーも合わせてどうぞ。
3. ストレス発散に買い物するのは避けよう
ストレス解消に何らかの娯楽は必要だがショッピングでストレス発散するのは避けよう。必要のないものが急に欲しくなったりして、散財してしまう元だ。 「効果的に鬱憤を晴らす、6つの手段」もご参考あれ。
4. 生活必需コスト以外の支出に上限をつけよう
生活に必要なコスト以外の支出に上限額を設け、支出をその範囲で抑えるようにしよう。
5. 「ATMの残高≠使ってよい金額の上限」を肝に銘じよう
ATMで表示される残高は自分が使える金額の上限ではない。残高を見て「まだ使えるな(喜)」と油断しないこと。
6. 支払はできるだけ早くしよう
支払遅延金が無駄な支出につながっていることも多い。請求書を受け取ったらすぐに支払をする習慣をつけよう。
7. クレジットカードを複数持ち歩かない
クレジットカードの携帯は1枚のみとし残りは自宅においておこう。複数のカードを持ち歩いていると、購買欲が高まりがちだ。
8. 家族と一緒に取り組もう
減量と同じく自転車操業の癖を直すのはなかなか難しい。家族と一緒に協力して支出削減に取り組もう。『Money Drunk/Money Sober: 90 Days to Financial Freedom(洋書)』が参考になる。
9. 生活レベルを下げる
生活レベルを下げるというのも、自転車操業から脱却するための手段の王道。不必要に贅沢していないか? など、自分の生活を見直してみよう。
10. 基本的なことは自分でできるようになろう
簡単な修理や日曜大工は自分でできるようになっておくとよい。修理代などの支出が抑えられるし非常時に役立つはず。『Complete Do-It-Yourself Manual: Completely Revised and Updated』や『New fix-it-yourself manual』『Complete Car Care Manual』(いずれも洋書)が参考になる。
支出を抑えるコツとしては、ライフハッカー過去記事「『日当払い方式』でお財布を簡単管理」や「携帯とGoogle Docsで、超簡単に支出管理」なども参考になりますよ。賢くお財布コントロールしましょうね。